Jul 09, 2010

重要性の高いデータ復旧と対応について

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 菅直人首相は9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、自らの退陣時期について「がれき処理は8月中に生活地域から搬出することを目標に頑張っている。その後の2次、3次処理につなげることが、私の大きな責任だ」と述べ、がれき処理に一定の道筋をつけた8月まで続投する意欲を示した。

 首相はまた、「内閣不信任決議案を大差で否決してもらった。つまり、めどがつくまでは私に『しっかりやれ』という議決をいただいた」とも強調した。その上で「仮設住宅に入った人が生活できるようにすること、がれき処理、原発事故の収束について一定のめどがつくまでは責任をもって仕事をしたい」として、与野党内で強まる早期退陣論を強く牽制(けんせい)した。

 民主党の岡田克也幹事長は同日の党代議士会で「民主惨敗」となった4月の統一地方選を総括するため、来週にも両院議員総会を開く方針を明らかにした。小沢一郎元代表に近い議員から開会要求があった。党内からは首相の「続投発言」に反発が広がっており、総会でも、早期退陣論や、退陣時期を明確にするよう求める意見が続出しそうだ。

 これに対して、自民党の谷垣禎一総裁は9日の記者会見で「個人の延命のための国会の会期延長というのは認められるはずもない」と批判。「同じ党内や前任者から『ペテン師』と言われることを男児として、政治家としてどう考えるべきか。国辱じゃないか」と改めて首相の退陣を求めた。

 また同党の逢沢一郎国対委員長も9日の総務会で「万が一(会期末の)22日に菅内閣のまま長期延長となれば全面対決だ」と表明し、民主党側が大幅な会期延長を提案した場合には、参院での問責決議案提出や欠席戦術などで対決する考えを示した。

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 民主党は9日、平成21年の衆院選と昨年の参院選マニフェスト(政権公約)の見直しに向けた検証委員会(委員長・岡田克也幹事長)の初会合を国会内で開いた。自民、公明両党が「バラマキ4K」と批判している子ども手当や、高速道路料金無料化など主要政策の見直しにより、菅直人首相が退陣した後に両党から大連立も含めた協力を取り付けたい考えだ。

 検証委では、16日までに各部門会議で個別政策がどこまで実行できているかを確認。自公両党が23年度予算執行の裏付けとなる特例公債法案成立への協力の条件に子ども手当などの撤回を求めていることから、マニフェスト見直しを急ぐ。

 ただ、見直すことには小沢一郎元代表を支持する議員を中心に反発が強い。岡田氏は首相の後継を選ぶ代表選の争点となる可能性も指摘しており、再び党内の亀裂が深まる恐れもある。

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 ■生への慈しみ 現代詩にのせて

 「今は苦しい時だ/今はもっとも苦しい時だ/長い激しい戦さのあとで/四方(よも)の兵はみな敗れ/家は焼け/船は沈み/山林も田野も蕪(あ)れて/この窮乏の時を迎える…」

 詩人の三好達治(たつじ)が敗戦直後に書いた「氷の季節」を、女優の竹下景子さんが凛(りん)とした声で読み上げる。約600人の観客で埋まった会場は静まりかえり、せき払い一つ起きない。

 俳優の平幹二朗さんは、萩原朔太郎の「鶏」を朗読。鶏の鳴き声を表した朔太郎独特の擬音語「とをてくう、とをるもう、とをるもう」が、平さんの太く豊かな声で耳から入り、腹の底まで響いていく。

 東日本大震災を受けて、世田谷パブリックシアター芸術監督を務める狂言師で俳優の野村萬斎(まんさい)さんが呼びかけたチャリティーイベント「いのちを詠う−日本の現代詩から」には、俳優や詩人ら19人が集った。

 演目は、全て日本の現代詩。椅子だけが並べられた舞台の上で、登壇者が代わる代わる立ち上がり、詩を音読する。

 全体のテーマは「いのち」。室生犀星(さいせい)の「永遠にやつて来ない女性」や谷川俊太郎の「生きる」など、大正時代から現代までの約30編を選んだ詩人の林浩平さんは、震災後にものの見え方が変わってきたという。「いのちあるもの、生を慈しむ。そういう詩を中心に選びました」

 このため、災害や復興を直接想起させる言葉で詠んだ詩は少ない。その中にあって、敗戦を題材にした「氷の季節」は、きわめて生々しく響いた。この詩は、こう続く。「この窮乏の氷の季節を/けれどもわれらは進んでゆく/われらは進んでゆく/われらは辛抱づよく忍耐して/心を一つにして/われらは節度を守って進んでゆく/われらを救うものは/ただ一つ 智慧(ちえ)」(磨井慎吾)

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